先週末、大きなニュースとして楽天の携帯キャリア事業への参入表明が話題となりました。

携帯キャリア事業への新規参入表明に関するお知らせ

楽天の携帯電話事業は現在、ドコモ網を借りた上で格安SIMの楽天モバイルを提供しているのは有名な話。

先日は同じく格安SIMのフリーテルを買収したことも話題になり、今後の事業の方向性が注目されていた中の、急に出てきたこの携帯キャリア事業への参入。

ニュースや一般ユーザの声として、現在の携帯キャリア3社がほぼ横並びの料金体系に、楽天参入による価格競争が巻き起こることへの期待の声が高まっています。

おそらく価格面では、現在の楽天モバイルの料金体系レベルの影響を他の3キャリアへ与えてくれそうです。

rakutenkeitai

2019年のサービス開始を目指すようですが、2019年に他の3キャリアと同じレベルのサービスが提供できるかというと、マイル為ちゃんとしてはかなり疑問の目を持っています。

報道発表によると6,000億円の資金調達を行うとのことですが、6,000億円じゃ日本国中に携帯電話のネットワーク網を整備するのは無理なんじゃないかなと思うわけです(公衆電話ボックスをNTTから買い取って基地局を立てるという話もありますが、それだったら可能かも)

2019年という1年ちょっとの間に、自社網だけのネットワークを構築でき無さそうとなると、ドコモ網を一部借り続けることは避けられないわけで、今以上の料金体系という期待通りの価格競争が起こるかもちょっと疑問。

(さらに疑問としては、既存楽天モバイルユーザーが持っているSIMが刺さっている電話機でどうやって楽天が独自に立てた基地局の電波を掴まえにいくのかという技術的な問題も。)

つまりエリアは「安かろう悪かろう」のスタートになると思うんですよね。

ただ価格面以外で期待していることもあります。

現在の楽天モバイルの目玉プラン「スーパーホーダイ」の大きな特徴である、高速通信容量を使い切っても最大1Mbpsの速度で使い放題という通信クオリティを維持しやすくなると予想できます。

このプラン、まだ開始して半年しかたってないのもあり、この1Mbpsは維持できているようですが、加入ユーザーが増えると他の格安SIMと同様、帯域の取り合いで遅くなるのではないかと懸念していました。

これが借り物じゃなくて自社網となると、ネットワーク設備増強が自己都合で行いやすくなります。

 

ツラツラと期待や懸念を書き連ねましたが、最後に1つ思うこと。

今から楽天モバイルに加入して2年以上の契約をすると、この2019年のキャリア事業開始にバッティングする可能性があり、使えるエリアがどうなるか現時点で不透明というリスクを背負うことになります。

格安SIMで楽天モバイルを検討されていたかた、要注意です。

 

 

次回へ続く・・・